別府署などによると、2人は出発地点から約150メートルのコース上で、走ってきた無人のコースターにはねられた。城島高原パークによると、ジュピターはこの日、通常通り運行。盆の帰省客らでにぎわい、待ち時間が長くなったため、車両を1台から2台に増やそうと運行を続けながら、試運転も始めた。
ジュピターは全長1・6キロを1周3分で走り、最大24人乗り。1992年から稼働している同施設の目玉のアトラクションで、新車両を含め、計3台を交代で運用していた。2人をはねたのは7月に導入した新車両だった。これまで事故は起きておらず、運転を当面休止する。
同署は13日に実況見分し、事故の詳しい原因を調べる。大分労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いもあるとみて、立ち入り調査する予定。
同施設では98年、当時の城島後楽園ゆうえんちで遊具のゴンドラのワイヤが外れ、2人が重軽傷を負う事故が起きている。
同施設は13日、通常通り営業する。
お詫び
8/12 木製コースタージュピターにて、スタッフが死傷する事故が発生いたしました。亡くなられた方のご冥福を心より、お祈り申し上げます。
また、関係する皆様へ多大なるご迷惑とご心配をお掛け致しました事を、深くお詫び申し上げます。
木製コースタージュピターは、原因究明と再発防止を徹底するため、当分の間、運行を休止致します。