好き嫌いで、肉がダメなどいらっしゃいますね。
クチコミなどで見かけて気になるのは「妊婦なのに食前酒を出された」や「妊婦なので食前酒の代替品を用意してもらった」などですね
おしながきに「食前酒」の記載があるなら、飲まないとか同伴者に飲んでもらう。この程度で済むことなんですよね。
そもそも会席料理についてくる食前酒なんて100ミリリットルもないでしょうからね
そんな少量の酒に、代替品とは大変な世の中ですよ
会席料理は、酒の肴であることもあって、好きなものをつまめばいいという感覚でしたので、あれがだめだから代替品を用意してほしいというのはわがままだなぁと思っていました
ただアレルギーの場合は命にかかわるので、もっと真剣に考えてほしいと思います
当日にチェックインして○○アレルギーですなどとおっしゃるのはマナー違反だと思います
好き嫌いなら生死にかかわるものではないので、対応できない場合はできないとお伝えするだけですが、アレルギーは命にかかわることなのです。
子供がアレルギーなので親の料理を取り分けるのにどの料理に○○が含まれているか知りたい
これも直前に言ってくるのは やはりマナー違反だと思います
アレルギー表示をしている、バイキングでも一応、アレルギーのことは伝えておいてもよいと思います。
子供は体が小さく、少量であっても、大人よりたくさん摂取してしまいますから、大事になってからでは遅いんです
お客様にフラキシーショックを起こしてほしい店や料理人はいません。
あまりに重度のアレルギーの申告の場合など、対応できないといわれることもあると思います。
他の人と異なる料理を準備してほしい、特にアレルギーの場合は、1週間以上前に予約して、
その旨を伝えるべきです。
なぜならば、通常のメニューとは別の食材を仕入れたり、提供することを要求しているのだから、
メニューを考えたり食材を仕入れて仕込む、準備する時間が必要なのです
おしながきも別のものを用意しなければなりません
メニューの変更は口頭で伝える程度でよい時代もありましたが、
最近では、「おしながきと違うものがでた」とクレームになることが多いため気を使います
また、おしながきを出す以上、食事の順番がちがう(会席は書く順番が決まっていて
実際にだす順番と異なる場合が多いと思います)、どの料理が出なかった(アルバイトがミスしない職場作りが大事です)などチェックが厳しくなります
またアレルギーによっては、タレなどの既製品に含まれていることがあり、それを見逃してしまうと
少量でも皮膚に異常が出たりするのです
アレルギーを申告していても、アレルギーの方以外にはわかりにくい食品というのもあります
うたがわしいタレなどは出されても避けてよいし、使いつけのものを持参してもかまわないと
思います
クチコミがあり、お客様全員が評価を下すわけですから、たまにグルメ雑誌の方がお忍びでくるのとは頻度が違いますから
食事を扱う店は大変な時代です