2016年1月6日水曜日

大分県初の「動物愛護センター」大分県と大分市が共同整備

2016年1月6日 大分合同新聞 一面によると

大分県では、保健所に収容された収容数3337匹のうち犬443匹、猫2211匹が殺処分されました (2014年)


2013年、「改正動物愛護管理法」により犬猫の終生飼育を義務付けられました

大分県では2015年12月に、広瀬知事と大分市の佐藤市長による政策協議で基本合意

成犬40匹、成猫100匹を常時収容できる規模を想定

譲渡先がみつかりやすいように、適切なしつけを行うほか動物と触れ合えるスペース設置を検討


大分県食品安全・衛生課は「殺処分を減らすには、動物を適切に飼育する意識を醸成し、保護した犬猫も新たな飼い主に譲り渡す対策を並行して進める必要がある。センターを通して動物愛護環境の充実を図りたい」としている


大分県 動物愛護HP(リンク)




動物の終生飼育は当然のことながら、飼い主の死亡などでやむ終えず処分されることを考えると、ペットは飼えない

こういう人は、ある程度年をとったペットを譲渡してもらったほうが、最後まで看取ることができてよいという意見もある

また、大切に育てられたペットが、飼い主の死亡などで、処分されてしまうのはかわいそうだから、譲渡が充実することはとてもいいことだ

たとえば、子供はいないが、社会で働くなど社会貢献し、それなりの蓄財のある夫婦など、 犬猫を子供同然に飼育している

こういうひとは、犬猫に資産を託したいと思っていても、適切に飼育してもらえるのか心配だろう

譲渡先の家族が、ちゃんと飼育しているか、見守りも充実していただきたい

そうして、犬猫と充実した家庭生活をしてきた人からの寄付も募っていけば、健全に運営ができると思う

ちなみに、自分自身の墓の管理もしていただけるとありがたい



最近のメディアによる猫ブームは、野良猫のえさやりを助長するようなものが多い

野良猫の寿命は2~3年とか、最長でも5年程度ともいわれている

過酷な屋外での生活で、寿命が縮まったり、ネコエイズキャリアだったりするようだ


野良猫のえさやりは無責任でよくない

「イエネコ」は害獣指定もされている、野生生物だ


猫の飼育は適切に自宅で飼える程度の飼育数で、もっと責任を持つべきだ

犬は手間がかかるので、多頭飼いをするのがむずかしいが、猫は飼育に手間がかからなかったり、繁殖力がつよかったりと、多頭飼いをする人も多い

猫が増えてしまったときも、譲渡がスムーズに行えるとよいと思う