知らないから、気がつかないでしているマナー違反をご紹介します
①電気のつけっぱなし
チェックイン時はお迎えする意味も込めて、部屋の電気はつけてあることがほとんどです
カード式のビジネスホテルでは、カードを引き抜けば電気が消えるようになっていますが、これはお客様が部屋にいらっしゃらないときに、電気をつけっぱなしにする行為を防ぐ目的です
部屋にいないとき、チェックアウト時は電気を消しましょう
同様に湯沸しのポットも、沸かしたまま常に使える方式では非常に電気を消費するため、湯沸かし器を置かない、使うときのみ通電してもらう というホテルもあります
沢山部屋数があるため、湯沸しポットが壊れているというクレームも出ると大変なので置かないという場合もあるかもしれません
湯沸しポットが準備してあって、通電してあっても、使用しない場合はコンセントを抜いてやるとよいでしょう(上級者)
②部屋にキーを置いてきたのでフロントの人に取りに行かせる
チェックインはキーをもらいます。チェックアウトは清算とキーを渡して完了です
清算のミスを防ぐ意味でも必ず自身でカギをフロントに持ってきましょう
また、カギを誤って持ってかえってしまった場合は速やかにホテル・旅館に電話しましょう
カード式の場合は問題ない場合もありますが、念のため電話しておきましょう
③部屋に忘れ物をする
チェックアウト後も、「部屋に忘れ物をした」と何度もチェックアウト後の部屋に戻る方がいます
また、携帯電話・スマートフォンの充電器の忘れ物が一番多いです
充電が終わったら旅行カバンにしまっておきましょう(場所も決めておきましょう)
忘れ物をした場合は、すみやかに宿泊施設に連絡し、取りに行く日時を伝えるか、着払いで送ってもらいましょう
チェックイン時と違う住所に送る場合もあるので、住所は再度聞かれますが、チェックインした住所と同じであっても、しぶらずにきちんと伝えましょう
また生ものや、ゴミとわからないようなものの場合は処分されてしまうこともあります
部屋に忘れ物をしないように気をつけましょう
連泊する場合も、部屋に清掃に入りますので、荷物はまとめて一箇所に置き、間違って捨てられることのないようにキャリーバックに入れておきましょう
④チェックイン・チェックアウトの時間は守る
チェックアウト後から次のチェックインの時間まで、客室やロビーを掃除したり、従業員が休憩を取ったりします
チェックアウトの時間には、清算を済ませ、宿泊施設から退出しましょう
チェックアウトの時間に部屋からでておきさえすればいいや、という感覚ではいけません
ロビーに昼営業するようなレストランがあるような大きなホテルでは、ロビーにいても問題ないかもしれませんが
チェックアウトすぎてもお客様がロビーに居続けると、掃除ができなかったり、従業員が休憩がとれなかったりします
チェックアウトの時間は退出を済ませる時間です 長居はやめましょう
また、チェックインより早めについた場合、ロビーで待たせてもらえる場合もありますが、客室に通さないことも普通です
なぜならば、客室に通してしまうと、営業時間外であるのに、準備のできていない風呂に入ったり、あれこれ要求して、他の準備ができなくなることがあるからです
せっかくついたのだから、早く部屋に通してほしいと思う気持ちもわからなくはありませんが、客室に通してしまったがゆえに出るクレームの数々を考えると、やはりチェックインの時間までは客室に通せないというのもあるのです
特に混雑日は、ただでさえ掃除が終わらないのに・・・という場合もあります
しっかりと観光し、15時をすぎてからチェックインするようにしましょう
インターネットでチェックイン時間を書いていて、著しく遅れるなどはすみやかに宿泊施設に電話しましょう
予約したけれど、現われない、ノーショウとみなされて、他に予約をとられても(あなたの部屋がなくなっても)宿泊約款にある場合は、仕方がありません
また、チェックインで待っている人は、その時間ずっと首を伸ばして待っています
遅れる場合はあらかじめ連絡をいれておきましょう
いかがでしたでしょうか
何個か思いあたる点があった方は要注意です
やはり気持ちよく客室を利用して、次の方にも気持ちよく客室を利用してほしいですよね